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| 松尾芭蕉の全句 （987句） |
| 俳句α(2008.12-09.01) |
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| 秋の句 （全305句） |
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| 月はやし梢は雨を持ちながら かしまの記 |
| 貞享4年（1687） |
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| あの中に蒔絵書きたし宿の月 更科紀行真蹟草稿 |
| 貞享5・元禄元年（1688） |
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| 月影や四門四宗も只一つ 更科紀行真蹟草稿 |
| 貞享5・元禄元年（1688） |
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| その魂（たま）や羽黒にかへす法（のり）の月 真蹟懐紙 |
| 元禄2年（1689） |
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| 明日の月雨占なはん日那（ひな）の嶽（たけ） 荊口句帳 |
| 元禄2年（1689） |
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| 月に名をつつみ兼てや痘瘡（いも）の神 荊口句帳 |
| 元禄2年（1689） |
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| 義仲の寝覚めの山か月悲し 荊口句帳 |
| 元禄2年（1689） |
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| 中山や越路（こしじ）も月はまた命 荊口句帳 |
| 元禄2年（1689） |
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| 国々の八景更に気比（けひ）の月 荊口句帳 |
| 元禄2年（1689） |
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| 月清し遊行（ゆぎょう）の持てる砂の上 おくのほそ道 |
| 元禄2年（1689） |
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| 月いづく鐘は沈める海の底 真蹟短冊 |
| 元禄2年（1689） |
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| 古き名の角鹿（つぬが）や恋し秋の月 荊口句帳 |
| 元禄2年（1689） |
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| 衣着て小貝拾はん種（いろ）の月 荊口句帳 |
| 元禄2年（1689） |
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| 其のままよ月もたのまじ伊吹山 真蹟懐紙 |
| 元禄2年（1689） |
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| 隠れ家や月と菊とに田三反 真蹟懐紙 |
| 元禄2年（1689） |
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| 月さびよ明智が妻の話しせん 俳諧勧進牒 |
| 元禄4年（1691） |
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| 鎖（じょう）あけて月さし入れよ浮御堂（うきみどう） 笈日記 |
| 元禄4年（1691） |
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| 柴の戸の月やそのまま阿弥陀坊 真蹟懐紙 |
| 元禄4年（1691） |
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| 九（ここの）たび起きても月の七つかな 雑談集 |
| 元禄4年（1691） |
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| 名月はふたつ過ぎても瀬田の月 西の雲 |
| 元禄4年（1691） |
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| 入る月の跡は机の四隅かな 句兄弟 |
| 元禄6年（1693） |
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| 月やその鉢の木の日の直面（したおもて） 翁草 |
| 元禄6年（1693） |
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| 今宵誰吉野の月も十六里 笈日記 |
| 元禄7年（1694） |
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| 月澄むや狐こはがる児（ちご）の供 其便 |
| 元禄7年（1694） |
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| 月代（つきしろ）や膝に手を置く宵の宿 笈日記 |
| 元禄3年（1690） |
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| 見る影やまだ片なりも宵月夜 鳥のみち |
| 寛文年間（1661-1673） |
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| 名月や池をめぐりて夜もすがら 孤松 |
| 貞享3年（1686） |
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| 名月の見所問はん旅寝せむ 荊口句帳 |
| 元禄2年（1689） |
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| 名月や北国日和（ほっこくびより）定めなき おくのほそ道 |
| 元禄2年（1689） |
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| 名月や門に指し来る潮頭（しおがしら） |
| 芭蕉庵三ヶ月日記真蹟 元禄5年（1692） |
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